美味しさのひみつ。

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美味しさのひみつは
北海道・上川町から。

平成15年度に上川町そば生産部会が発足し、
栽培基準を策定し生産を開始しました。
上川町の夏は、平均気温が低く
清涼な場所を好むそばにとっては最適な産地です。
昼夜の寒暖差があり、独特の風味や
色合いがあります。

自慢のそばの実が生まれるまで。

3月

【雪解け】

大雪山麓の雪解け前のそば畑。
ミネラル豊富な伏流水が、
圃場を豊かにします。

5月下旬~

【播種】

5月下旬から6月上旬に行われます。
播種はドリル蒔き及びプランター蒔き
で行われています。

7月下旬

【開花】

白く綺麗な花が咲き始めます。
養蜂業者が置いている、
ミツバチが盛んに活動してくれます。

8月中旬

【登熟】

8月中旬から登熟が始まり、
黒い実がついてきます。

9月初旬

【刈取り】

汎用コンバインにより刈取りが行われます。
収穫後30分以内に乾燥施設へ搬送し
常温送風による乾燥を行います。

製粉加工の流れ。

工場でのそば粉の製造過程をご紹介します。
機械による作業と、職人たちによる厳しい目によって
いくつもの工程を経て、美味しいそば粉が生まれます。

北海道上川郡上川町産「大雪そば」
最初はこのような状態です。

玄そばの皮をむき抜き実にします。

製粉加工の心臓部ともいえる制御盤。
ここから全ての工程をコントロールできます。
工程を一元管理することで、
品質を一定に保つことができます。

玄そばをピットに投入後、種類ごとに分けて
タンクに入れます。タンクは10トンの大きさです。
(10トンタンク4本使用)
その後セパレーターで雑物の除去を開始します。

セパレータの後、2台の石抜き機を通して
石を抜きます。
次にスカラマシンを使い、玄そば同士をこすり合わせ、
表面に付着している花ガク、塵、ホコリなどを
取り除きます。

計量機にて重さを測った後、
3連バールマスターを用いて玄そばを磨き上げます。
磨き終わった玄そばは、精選タンクに貯蔵されます。

その後シフターを使って精選した玄そばを
特大・大・中・小に振り分けます。
サイズごとに皮むき機にかけ、タンクに収納します。

いよいよ製粉機にて製粉作業を行います。
美味しいそば粉誕生の瞬間です。

製粉され粉になったものは、
そば粉貯蔵タンクに収め、保存されます。
最後にカクハン機にかけ、袋詰めをして
お手元にお届けします。

その他の製粉

石臼による製粉も行っております。
石臼をゆっくり回転させて挽く製法です。
製粉時に熱を持ちにくいため風味が残りやすく、
しっとりとしたそば粉になるのが特徴です。